【S2シングル最高53位最終300ぐらい?】前のめりオーロンゲカビゴン
前期とは違い、パッと見でまともに強そうな構築を組むことにしました。
・コンセプト
S2から一部のキョダイマックスが解禁された。
解禁されたキョダイマックスのうち、最もぶっ飛んだスペックを持っているのがカビゴンである。
キョダイサイセイは、一度消費した木の実を拾ってくるというぶっ飛んだ技であり、
(そもそもカビゴンのダイアタックが弱かったこともあって)非常に強力な技である。
ということで、カビゴンをエースに構築を組むことにした。
カビゴンをエースにする上で、最も問題となるのはその素早さである。
そこで、尻尾トリックオーロンゲをサポート役として配置することで、
カビゴンが上から鈍いを積めるようにして起点範囲を広げることにした。
ここまででカビゴン+オーロンゲが確定、この範囲で処理できないポケモンを処理するために
裏のエースとなれるポケモンを中心に残りの4体を組む。
表のカビゴンが物理なので、裏のエースとなるポケモンは特殊にしたい。
カビゴンをとめてくるやつといえばとりあえずこいつらなので、こいつらを粉砕する特殊ポケモンを入れる。
受け回しだけでなく、あくびループを崩すためにラムサザン、アーマーガアに安定させるためにオボンロトムを採用。
残り二枠は特定の構築へのメタ枠。
この辺が悠々と出てくるので、それをメタるパルシェンを入れる。
ギャラドスやトゲキッスに対面で破って上から殴れるのも高評価。
残った一枠には受け回しに対して出せる、この並びでめんどくさいアイアントを倒せる
ぱっと見で強そう(重要)なポケモンを入れたい。
ということでスカーフトゲキッスを入れて、パーティが完成。
・個別解説
オーロンゲ@こうこうのしっぽ
いたずらごころ いじっぱり
199-162-112-*96-81
(228-60-220-0-4-4)
ソウルクラッシュ ばかぢから ふいうち トリック
アタッカー気質のしっぽオーロンゲ
対面性能を上げるふいうちと起点作りに役立つソウルクラッシュ、
突破性能を高めるばかぢからと採用理由のトリック
このポケモンはバンギラスやらドリュウズやらをやたら呼び込むので、そいつらに対してぶん殴れる馬鹿力との相性は非常に良い。
また、馬鹿力を撃ってAがダウンしても、尻尾トリックによって起点回避ができるので馬鹿力のデメリットも少なめ
あくまでこのポケモンの役割はカビゴンの起点を作るために尻尾トリックを通すことだが、技範囲は無視できない。
先制技と技範囲が広ければ場のポケモンを始末して次の相手に尻尾を渡すことが可能になるのは大きなメリットである。
逆にこの構成にすることで明確に辛くなる相手も居て、その筆頭がアーマーガア
この構築ではカビゴンオーロンゲ以外を特殊に寄せることでアーマーガアをある程度ケアしている。
選出率はぶっちぎりの1位、ドリュウズやバンギ相手にイージーウィンすることも多く、かなり頼れるポケモンであった。
カビゴン@カゴのみ
あついしぼう いじっぱり ※キョダイ個体
235-178-117-*-131-50
(0-252-252-0-4-0)
すてみタックル ほのおのパンチ のろい ねむる
キョダイカビゴン、あついしぼうなのはくいしんぼうが居なかったわけではない。
フィラの実などをもつカビゴンも強いのだが、無視できないデメリットが有る
あくびや鬼火などの状態異常で止まってしまうことである。
その関係上、有効打がないはずのロトムなどが起点にできない問題を抱えている。
一方で、ねむカゴ個体は鬼火やあくびをケアすることができ、眠る後にHP最大でダイマックスを使うことができる。
鈍い→眠るを挟む関係上どうしても動き出すのに時間がかかるが、それでも状態異常への強さは魅力的である。
また、特性をあついしぼうにできるので、リザードンやヒヒダルマ、パルシェンなどに強くでれるのもメリット
以上のことから、食いしん坊個体ではなく鈍い眠る個体を採用した。
攻撃範囲はノーマル+炎で、ミミッキュはダイバーンで事足りるし、ドラパルトはひたすら鈍い積む起点にすれば良い
反動はきついけどダイマックス技の威力を落としたくなかったので捨て身、キックできる度胸はないです
なお、隠された強みとして眠るを採用するとこのポケモンでTODが可能である、一回しかやらなかったけど
ロトム(ウォッシュ)@オボンのみ
ふゆう ひかえめ
157-*-138-158-128-109
(252-0-84-148-4-20)
ハイドロポンプ ほうでん あくのはどう わるだくみ
冗談はさておき、ロトムは単体のスペックで見ればそこそこ止まりのポケモンではある
耐久はHPが低いせいで並の少し上程度、素早さもそこそこ止まり、火力もそこそこ
ということでこいつの役割はあくまでピンポイントメタ、具体的に言うとアーマーガアとかミロカロスとか
ダイアークが普通に強いおかげで受け回しへの強さは十分なので、ちゃんと相手を選べば強い
つまりドヒドイデやらアーマーガアやらを無限に呼び込むこの構築においては間違いなく強い枠である。
サザンドラ@ラムのみ
167-*110-177-111-165
ふゆう おくびょう
(0-0-0-252-4-252)
あくのはどう りゅうせいぐん ラスターカノン わるだくみ
ラムサザン、小細工粉砕枠
受け回しのケアをするサザンドラは身代わりを入れる場合が多いが、あくびループをケアしたいのでラム
身代わりだと普通に吠えられて終わりなので初手で巧みを積んで殴るべきである。
ラム巧みは身代わりの代わりに攻撃技を一つ増やせるのが強力で、
りゅうせいぐん(ダイドラグーン)採用により低速物理への撃ち合いができる。
選出はピンポ気味だけど出した試合はだいたい活躍するので非常にエライ
アーマーガア相手はダイスチルから入るのを忘れないこと
パルシェン@きあいのタスキ
125-161-200-*-66-122
スキルリンク いじっぱり
(0-252-0-0-4-252)
つららばり ロックブラスト こおりのつぶて からをやぶる
普通のタスキパルシェン
初手にミミッキュやらドリュウズやらがやたらと出てくるのでそれを粉砕する。
こいつが居ても平然と初手に出てくる型破りドリュウズは多いので、わりと無理やり初手に出しても勝てる。
トゲキッス@こだわりスカーフ
167-*-116-165-136-145
てんのめぐみ おくびょう
(52-0-4-196-4-252)
エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ トリック
補完枠、崩しの起点を作ったりヌルアントに雑に初手に投げ込む
一応ダイマできるのが強いかなーと思って入れたが、ダイマすることはほとんどなかった。
オーロンゲと並べると壁+悪巧みに見えるのがとても良い。
スペックは悪くなかったけど怯み依存なのが難しいですね。
・きついの
この二体がセットで出てくる並び、かなり無理ゲーに近い
耐久型と攻める型の両対応がきつい
・結果
最高はこれ(01/13)
以降も100~200位ぐらいをずっとうろちょろ
ちなみに最終順位はこれですが、最終日中身ごっそり変えたので・・・
タイトルの300ぐらいっていうのは最終日に潜り始めた順位がそれくらいだったってことです
レート制じゃないとこういうときに記事書くのが困るんだなあ
最終日使った構築はこっち
ayukaze.hateblo.jp